モジュール規格(単モジ)その2

もう少し詳しく…
難しく考えず、とりあえず1個…のつもりでいかがでしょう。

でも、今後も増やしていく事になるかも知れない…。
そうなってからの事も考えて…

(2)高さは50mmの土台に線路を乗せる。
パネルに直接線路を固定しても、十分景色を作れます。
ただし当クラブでは、盛り土(土手)や、橋を作りたい会員も出てくるだろうと言う事で、若干かさ上げする事にしました。
そこで、スタイロフォームと言う発泡スチロールに似た素材を貼り付ける事としました。
もともとは断熱材なのですが、この製品が厚さ30mmのものだった為、キリもよく50mmの高さに線路を固定する事になりました。

 
茶色がF3パネル。水色がスタイロフォームです。


平地を作ろうって場合には、F3パネルの下に角材でかさ上げする方法も有ります。
この方法なら製作した後、「やっぱかさ上げしたい!」って時にも使えます。

(3)直線部は、それぞれS280の倍数の延長にする。(その中で、くねらすのは自由)
単モジのコンセプトは、パネルの長さに線路を合わせる…のではなく、
既製品の線路に合いそうなパネルを使って手軽に作る…ですので、280mmと言う規格を大事にしました。
もっとも短くて、280mm。
もっと大きなモジュールを作るのであれば、560、840…とS280レールを足して調整する事にしました。

(その中で、くねらすのは自由)…とは、「一直線ではつまらない」と言う会員のために、
カーブレールC541-15等を2つ使って、S字カーブを作っても構わないと言う事です。
ただし、そのままでは他のモジュールとずれてしまい、(1)が守れなくなってしまう為、
「ずらした分は、自分のモジュール内で戻す事」…としました。

両端のオレンジのモジュールが、「くねらせた」部分です。
オレンジの間に、緑のような部分を作れば、より変化が作れます。

他には、このようなくねらせ方も…

(4)コーナーは、C280にする。(ボードは410mm四方)
最低、4ヶ所必要なコーナーです。
検討した結果、直線と同じ280mmが半径となる、C280-45としました。
もし、もっと曲線モジュールを作りたいと言う会員が出てきても、逆向きに転用できるためです。
基本の4個なら、単純な四角…□形のレイアウトとなりますが、
2個増やして6個ならL形、8個になれば凸形や凹型のレイアウトが端数レールなしで作れます。

ただし、これにはちょうど良いパネルがない為、DIY店で木材を加工し作る事としました。
また、後述しますが4辺は1〜2mm小さい(408〜409mm)方が良いかも知れません。

(5)「フィーダーN」の設置方は、エンドレスの外側から挿入する。
モジュールが多くなってくると、フィーダーを数箇所使用する事が望ましくなります。
ただ、好き勝手につけてしまうとショートの原因となるので、
当クラブでは、エンドレスの外側(130mm側)に設置する事を統一しました。
(番外)ちょっと、こだわる。その1
280mmの線路に対し、F3パネルは273mm。
線路を、ちょうど中央に置いたとしても両端に3mm以上はみ出してしまいます。
そこで写真のように…

左端に、2mm厚の合板を貼ってあります。
両方に貼れば、両端に飛び出すレールは約1mmずつになります。
または4〜5mmの合板なら片側に貼るだけでも、同じ効果があります。

ここで、注意です。
完璧に280mmにしないで下さい。
レール同士を確実に密着させるためには、レールがパネルより少し長いほうが好ましいからです。
ココをこだわりすぎて線路の接続がうまく行かず、あなたが作ったモジュールが脱線の温床とならないために…。

(4)で曲線用パネルが、計算で出した大きさより1〜2mm小さいほうが良い…と言うのは、この為です。

簡単では有りましたが、当クラブの単線モジュール規格の紹介は以上です。
とりあえず、S280。30cm弱ですが、車両も約2両乗せられます。

とりあえず今度のお休みの前にパネルを用意してみませんか?

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